都立高校入試の数学【傾向と対策】
こんにちは。青学ゼミナールの太田です。今日は都立高校入試数学の傾向と対策をご紹介します。数学は過去問を数年分解くことによって大まかな傾向と対策方法がつかめます。最低でも3年分は解きましょう。
大問1 小問集合
ここは全問正解を狙いたいです。教科書の節末問題や章末問題が解けるようになれば大丈夫です。難易度は低いですが一問の点数が高いため計算ミスだけはしないようにしましょう。
大問2 思考力問題
問題文が長く一見難しそうに見えますが、問題文に示されている誘導を理解してその流れに沿って、分からない値を各自文字におき、方程式を立てられれば解けます。この問題に関しては学校の授業や教科書ではなかなか十分な量を扱えないので、過去問を解いてトレーニングしましょう。
大問3 グラフと図形
最後の問い以外は教科書レベルの問題です。最後の問いも毎年アプローチの仕方は同じなので、過去問を解いて慣れましょう。使う手法は学校で配られている問題集と同じで、そんなに難しくありません。二つの平行線(二つのグラフ)に挟まれている三角形同士の面積の特徴などは頻出事項なので必ず覚えましょう。
大問4 平面図形
最後の問い以外は教科書レベルです。証明問題が一つ出ますが、これも基本的なものなので物怖じせずにいつも通り書きましょう。合同条件、相似条件は暗記必須事項です。最後の問いは問題集の発展問題レベルですが、学校で習う範囲ですので学校の問題集や「全国高校入試問題正解 分野別問題集」などでトレーニングしましょう。
大問5 立体図形
これまでの大問と比べると、確かにこれは発展レベルです。教科書の内容はあくまでも理解できた上で過去問を解いて慣れてほしいところです。試験中時間の都合でじっくり考える余裕が無く厳しいかもしれませんが、アプローチの仕方は習得しましょう。大問4同様、「全国高校入試問題正解 分野別問題集」を使って数をこなしましょう。