受験コラム

夏休みの勉強方法《高校受験》

授業風景
yasu

総復習をしよう!

夏休みにすべきことは、ずばり中学校の総復習です。

ここで、知識のインプットを終えましょう。

前提として、遅くとも秋からは志望校の過去問を解き始めたり、初見の問題へのアプローチの仕方などの実践的な力を養いたいので、そのためのベースを確固たるものにするのが夏休みです。

具体的には、典型問題は見た瞬間解けるようになることです。そのためには、問題集を完璧にしましょう。一つの問題集を完璧にすることは決して簡単なことではありません。最低でも3周し、どんな質問をされても答えられるようにしましょう。

理想としてはこのインプットの作業を夏休みの2/3で終わらせたいところです。残りの時間で、少し実践的な勉強をしたいところです。夏休みにやるべき演習は、これまでに受けた模試の解き直しです。もう一度一から自力で解きましょう。そうすることで過去の自分ができなかったところが今できるようになっているのかの確認にもなりますし、初見の問題へのアプローチの練習にもなります。

部活も引退し、ようやく受験勉強のみにじっくり取り組めるチャンスです。長い夏休みを有効に使えるかどうかで合格校は大きく変わります。秋以降の発展的な問題に十分対応できる基盤を、夏休みに作りましょう。

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太田 恭宏
太田 恭宏
青学ゼミナール代表
青学ゼミナールの代表です。塾では個別指導を担当しています。暇なときは記事を書いています。記事を更新したときはX(旧Twitter)で告知しているので気になる方はご登録してください。
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