中学生向けの勉強の仕方(試験対策)
こんにちは。青学ゼミナールの太田です。
このページでは青学ゼミナールの講師がお勧めする定期試験の勉強法をご紹介します。
まずは、準備編です。定期試験の前日にあの科目がまだ終わっていないと慌てる事はありませんか。
もし毎回そうであるなら計画をしっかり立てる事をお勧めします。
準備編
- 2週間前から勉強を始めましょう(授業をまじめに聞き、ノートを漏れなくとっていることが前提)
- 逆算して、勉強の計画をたてること(余裕のある計画をたてること)
- 各教科、やることや範囲を紙もしくはノートに書いておくとよい
それでは次に各科目ごとの対策をご説明します。
数学
①公式を覚える
②その公式を利用した問題を解く(公式の利用の仕方を理解するため)
③間違えた問題、分からなかった問題は解答を見て自力で理解に努める
④解答をみても分からなかった問題は、先生に聞きに行く(問題の内容と、分からなかった箇所を覚えてるうちに、早めにいくこと)
⑤間違えた問題は、少し時間をあけて(1-2日間くらい)、もう一度解いてみる
⑥解けるようになるまで、⑤を繰り返す
※必ず紙に書いて行うこと
※たまに、できた問題を適当に選んで解いてみる(解き方を覚えていて解けていた可能性があり、時間が経って忘れているかもしれないから)
※間違えた回数がわかるように記しておくとよい(試験直前の復習がしやすい)
⑦試験前日までに全ての問題をできる状態にしておく。試験前日と当日直前は、試験範囲全体を見直す(解答を導きだすというより、問題の解き方を思い出す→頭の中で思い出せればよい)
国語
漢字など
①暗記する
※必ず書いて覚える
②間違えた問題は、少し時間をあけて(1-2日間くらい)、もう一度解いてみる
⑥解けるようになるまで、②を繰り返す
※間違えた回数がわかるように記しておくとよい(試験直前の復習がしやすい)
⑦試験前日までに全ての問題をできる状態にしておく。試験前日と当日直前は、試験範囲全体を見直す
※見直す時も必ず書くこと(ひらがななども書くこと)
文章問題など
①教科書をノートを照らし合わせ、ノートを理解する
②ノートを暗記する
理科
①ノートを暗記する(!)
②ノートの該当箇所の問題を解く
③間違えた問題、分からなかった問題は解答を見て自力で理解に努める
④解答をみても分からなかった問題は、先生に聞きに行く(問題の内容と、分からなかった箇所を覚えてるうちに、早めにいくこと)
⑤間違えた問題は、少し時間をあけて(1-2日間くらい)、もう一度解いてみる
⑥解けるようになるまで、⑤を繰り返す
※必ず紙に書いて行うこと
※たまに、できた問題を適当に選んで解いてみる(解き方を覚えていて解けていた可能性があり、時間が経って忘れているかもしれないから)
※間違えた回数がわかるように記しておくとよい(試験直前の復習がしやすい)
⑦試験前日までに全ての問題、ノートの暗記をできる状態にしておく。試験前日と当日直前は、試験範囲全体を解きなおす(必ずしも紙ベースでなくてもいいが、漢字の単語などは紙に書いて見直す)
社会
試験範囲を暗記する(!)
英語
過去問や例年の出題傾向に沿って勉強する
例)単語:漢字と同じ
教科書などの文章の穴埋め:音読と書くこと(音読はとくに効果的)
問題集:理科と同じ
リスニング:毎日英語を聞く(くりかえし)
(!)暗記の方法
・1ページごとに、暗記を終えられるか終えられないかのぎりぎりの制限時間を設ける
・暗記方法を確立できないうちは赤シートを用いた方法で勉強を行うとよい
例
5分間:2ページ目を赤シートを使わずに暗記
↓
5分間:2ページ目を赤シートで隠しながら覚えているかどうかの確認を行う
↓
5分間:1ページ目を赤シートで隠しながら復習する
以上のサイクルを繰り返す
※時間内に終わらなかった場合も、時間が来たら次の行程に移ること
※時間内に終わらないことが続く場合は、量を調節してみること
参考になりましたでしょうか。
勉強法は一人ひとり違っていて全く同じものはありません。
ただし、同じ人間である以上、共通して効率的・非効率的な取り組み方はあるはずです。
当塾の講師は東大生・医学生を中心としており、どの講師も正しい取り組み方と同様に間違った取り組み方も人一倍知っています。
もし自分のやり方に不安を感じたらいつでも相談に来てください。
あなたに合ったやり方を一緒に考えましょう。